今年は、大吟醸を年明けすぐに仕込む予定でしたが、酵母が予定日に到着しなかった手違いがあり、
急遽予定変更。
酵母が予定通りでなかったことはこれまで一度もなかったので、
手違いが起こった時には、‘なんでーーーっ’って瞬間的に‘怒’でしたが、
いやいや、これもなにかの試練だ。。。と、スーッって気持ちが変わり、‘穏’になりました。
すみやかに現実を受け入れ、日程の組み直しをして今週から大吟醸の仕込みを始めました。
たまたまですが、ものすごく寒い週に大吟醸を仕込めるというのはとてもありがたくて、手違いに感謝!!
瞬間的でも‘怒’になったのは、まだまだ修行が足りないのでしょうか??
どんなことも‘穏’で受け止めれられるようになればよいのですが・・・。
この寒さの中、ドアを全開にして、しかも扇風機までまわして、ほんとに極寒の中での作業です。
老亀では扇風機は夏使うものではなくて、冬に使うものとなっています。。。
純米吟醸と吟醸も同時進行での仕込み予定になっているので、作業は二刀流で行いました!!
放冷機(蒸しあがったお米を冷却する機械)を使用する場合(上の写真)と、
蒸しあがったお米を木桶で運び、通気性のよい網の上で冷却していく場合(下の写真)・・と
4人で手順よく作業がすすめられます。
下の写真の作業台は手作りです。
昔は、床に通気性のあるゴザのような布をひいて、その上で蒸し米を冷却していましたが、
掃除してあるといっても、どうも、床に直接置くというのが、衛生的に、気分的にイヤだったので、
それなら、作業台を作ればいいじゃない!!ってことになって、
通気性のよい布のサイズに合わせて手作りしました。もちろん通気性の良いように、網張にしてます。
この作業台は様々なことに利用できて、一石二鳥でした!!
適温になると、運んでタンクに入れていきます。バッシャーンっていれてしまいそうですが、
できるだけ液面に近いところでそぉーっと入れていきます。
老亀では8時から作業をはじめ、9時過ぎに蒸し米ができあがるというタイムスケジュールです。
なんと、9時の時点で蔵は3℃。
作業場はドアを全開にしているせいもあり、もっと低い温度だったはずです。
温度計を見ると寒さが増す気がして、恐ろしくて見れませんでした。。。
話に聞くと、毎朝起きて温度計を見ると、なんと、マイナスの日がここのところ続いているようです。
野菜なんかも冷蔵庫で保存するより、外のほうが冷たいよ~!!なんていう話を聞きます。。。
酒造りには、ありがたいことですが、人間にはかなりこたえます。。。

















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